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2012年1月26日 (木)

訃報

チェゲが死んじゃった。ユーモアのあるいいやつだったのに。足を悪くしてしばらく田舎に引っ込んでいると聞いていたので、そんな深刻な病気とは思ってもいなかった。それが町の病院に検査にやってきて翌日にいきなり死んでしまったなんて。何があったんだ病院で?
ナイロビの郊外にあるKenyatta Hospital。あそこで亡くなった人を何人も知っている。貧しいナイロビの住人たちは、体を悪くして耐えに耐えてどうしようもなくなってから、急場のお金をかき集めて病院に転がり込む。ところが入院しても治療や投薬のお金が支払えない患者は放置されるらしい。看護婦も医者もそのベッドには回ってこない。その上、病院の医療行為はブラックボックスだ。どんな治療がされるのか、治療の選択肢もまともに提示されない。医療事故は日常茶飯事、でも医者が責任を問われることはほとないと聞く。それなのに人々は何故病院に行くんだろう。病院は施しの場所じゃないのに。
あわれなチェゲ、田舎に帰って安らかに眠って下さい。

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